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熱間成形角形鋼管を用いた鉄骨造の設計制限

2020.03.31

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地震力などに対する建築物の安全性を確かめるために、建築物の構造計算が行われます。様々な建築物があるので、一般的に、構造計算を実施する上で、計算ルートと呼ばれる考え方に基づきます。

鉄骨造の計算ルートは、建築物の階数、高さ、軒高などに応じて、主に【ルート1】、【ルート2】及び【ルート3】の3種類があります。

下記の表に示すように、熱間成形角形鋼管(スーパーホットコラム)及び全断面に対して衝撃値を保証したNBCP325EXでは、柱応力割増、柱梁耐力比の確保、崩壊型の判定、局部崩壊時柱耐力低減といった設計制限が無くなります。

種類 記号 ルート1 ルート2 ルート3
柱応力割増 柱梁耐力比 崩壊型 局部崩壊時柱耐力低減
内ダイア 外ダイア 内ダイア 外ダイア
通しダイア 通しダイア
熱間成形角形鋼管
(スーパーホットコラム)
SHC
SHCK
SHC-EN
制限なし
冷間成形角形鋼管 NBCP325EX 制限なし
STKR 1.3 1.4 1.5以上 全体崩壊のみ許容
BCR 1.2 1.3 1.5以上 判定必須 0.8 0.75
BCP 1.1 1.2 1.5以上 判定必須 0.85 0.8
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