地震力などに対する建築物の安全性を確かめるために、建築物の構造計算が行われます。様々な建築物があるので、一般的に、構造計算を実施する上で、計算ルートと呼ばれる考え方に基づきます。
鉄骨造の計算ルートは、建築物の階数、高さ、軒高などに応じて、主に【ルート1】、【ルート2】及び【ルート3】の3種類があります。
下記の表に示すように、熱間成形角形鋼管(スーパーホットコラム)及び全断面に対して衝撃値を保証したNBCP325EXでは、柱応力割増、柱梁耐力比の確保、崩壊型の判定、局部崩壊時柱耐力低減といった設計制限が無くなります。
種類 | 記号 | ルート1 | ルート2 | ルート3 | |||
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柱応力割増 | 柱梁耐力比 | 崩壊型 | 局部崩壊時柱耐力低減 | ||||
内ダイア | 外ダイア | 内ダイア | 外ダイア | ||||
通しダイア | 通しダイア | ||||||
熱間成形角形鋼管 (スーパーホットコラム) |
SHC SHCK SHC-EN |
制限なし | |||||
冷間成形角形鋼管 | NBCP325EX | 制限なし | |||||
STKR | 1.3 | 1.4 | 1.5以上 | 全体崩壊のみ許容 | ー | ー | |
BCR | 1.2 | 1.3 | 1.5以上 | 判定必須 | 0.8 | 0.75 | |
BCP | 1.1 | 1.2 | 1.5以上 | 判定必須 | 0.85 | 0.8 |