スーパーホットコラム SHC400B/C
角形鋼管全断面の平板部、角部、シーム溶接部が均質であり、SN材と同等な材料特性を有します。10mを超えるスパンを有する中高層建築物等において、スーパーホットコラムを使用するのであれば、特別な柱の耐力割増が不要となるので、冷間コラムより柱鉄骨重量で約10%以上の低減が可能です。
熱間成形角形鋼管「スーパーホットコラム」(SHC400B/C)の材質は、JIS G 3136 SN400B/Cに適合しています。(認定番号MSTL-0051)
スーパーホットコラム SHC400B/C
角形鋼管全断面の平板部、角部、シーム溶接部が均質であり、SN材と同等な材料特性を有します。10mを超えるスパンを有する中高層建築物等において、スーパーホットコラムを使用するのであれば、特別な柱の耐力割増が不要となるので、冷間コラムより柱鉄骨重量で約10%以上の低減が可能です。
熱間成形角形鋼管「スーパーホットコラム」(SHC400B/C)の材質は、JIS G 3136 SN400B/Cに適合しています。(認定番号MSTL-0051)
製品規格
1.機械的性質
製品記号 | 引張試験 | 衝撃試験 [4号長さ方向] | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
板厚 (mm) |
降伏点または 耐力(N/mm²) |
引張強さ (N/mm²) |
降伏比 (%) |
伸び [1A号] (%) |
試験温度 (℃) |
シャルピー 吸収エネルギー(J) |
|
SHC400B 及び SHC400C |
6≦t<12 | 235≦ | 400≦ ≦510 |
– | 18≦ | 0 | – |
12≦t≦16 | 235≦ ≦355 |
≦80 | 27≦ | ||||
16<t≦40 | 22≦ |
1. 引張試験片は、溶接部分を含まない辺の中央部分から管軸方向に採取します。
2. 引張試験は、受渡当事者間の協定により、角部について14B号又は4号試験片にて対応致します。
3. 衝撃試験は、厚さ12mmを超えるスーパーホットコラムに適用します。
4. 衝撃試験片は、溶接部分を含まない辺の中央部から、試験片の中心が外表面から厚さの1/4となるように管軸方向に採取します。ただし、試験片の中心が外表面から厚さの1/4となるように採取できない場合は、なるべくこれに近い位置から採取します。切り込みは、厚さの方向に入れます。
5. 衝撃試験は、受渡当事者間の協定により、角部についても4号試験片にて対応致します。
2.化学成分
製品記号 | C | Si | Mn | P | S | 炭素当量 | 溶接割れ 感受性組成 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
SHC400B | ≦0.20 | ≦0.35 | 0.60≦ ≦1.40 |
≦0.030 | ≦0.015 | ≦0.36 | ≦0.26 |
SHC400C | ≦0.20 | ≦0.35 | 0.60≦ ≦1.40 |
≦0.020 | ≦0.008 | ≦0.36 | ≦0.26 |
1. 必要に応じて、上記以外の合金元素を添加することができます。
3.製造サイズ
辺長\板厚 | 9 | 12 | 16 | 19 | 22 | 25 | 28 | 32 | 36 | 40 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
250×250 | ○ | ○ | ○ | |||||||
300×300 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
350×350 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
400×400 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
450×450 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
500×500 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
550×550 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
600×600 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
650×650 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
700×700 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
750×750 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
800×800 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
1. 表記以外のサイズについてもご相談下さい。
2. 標準寸法□400×28・32・36・40、□450×36・40、□500×40 については、受渡当事者間の協定によります。